米沢といえば南原産の蕎麦だと言うことで、米沢にいる間に一度、その
南原産のそばを味わいたいと言うことで訪れたのが「南原そば会館」さん
です、場所は米沢市内から、そんなに遠くはないのですが、場所がなか
なか探せなくて迷ってしまいました、店も普通の民家なので、ますます
迷ってしまいました、携帯ナビも途中で終了してしまいました、それでも
何とか到着!
ふと考えると、この、まだ行ったことがないそば屋さんを探すというのは
僕のブログの原点だったのではと思ったりしました、最初の頃は携帯の
ナビを使って(精度は低い…)目的のそば屋さんを探して迷いながら、
ある時は1回でたどり着いたり、着いてみたら全然違うそば屋さんだった
り、カメラを構えると、うちは撮影禁止だよ!とか言われたり、写真を撮っ
ている暇があったら、早く蕎麦を食べなさい!蕎麦は茹で立てが一番
美味しいんだよ、とわかってはいるものの、やはり写真が撮りたいわけで
…、今年はブログとか関係なく、じっくりと蕎麦を味わってみたいと思って
もいます。
それにしても入り口の上にある大きな煙突が目立ちますね〜、それに店の周りには
たくさんの薪が積んであります。
とにかく店内に入ってみましよう!って、お店と言うより普通の民家なんですよね〜
中に入ってすぐに目に入るのがこの薪ストーブです、そうか…、このストーブ用の
薪だったんですね。
店内は見た目よりも天井が高く、まるで吹き抜けじゃないの?と思わせるぐらいの
開放感があります、和と洋の雰囲気が交じり合ったというか不思議な空間ですね。
入って右側が厨房のようです、お店のお母さんが顔を出して「ちょっと待って
おごやえ」と言ってたような…?
座る前に店内を少し撮影します。
あれっ?窓際で陽が射すいい場所がありますよ〜
撮影には明るさが大事なので、この窓際のテーブルに座ることにしました。
迷わずに板そば(900円)をお願いしました!
間もなく、テーブルにはたくさんの小鉢が並んだお膳が運ばれて来ました、
ええっ!これは板そばに付くものなの〜、いろんなクチコミで少しはわかって
いたけど、これほどとは!
久々のそば日記なので全部、写真で紹介しましょう(笑)、まずは味付け煮玉子
です、多分、半熟状態の時に卵の殻を割り味が中にしみるように様にしたので
しょうね〜
お次は大根の煮物です、これも美味しかったなあ、ああ、日本酒の温燗が欲しいなあ…
これはキャベツを煮たものでしょうか、たっぷりの鰹節がキャベツの甘味を引き出し
てますね。
これはカブの漬物でしょうか一緒に漬け込んである切り昆布?がいい味を醸し出して
ますね。
そして、これは反則でしょう!という一品、蕎麦味噌です、昼間なのに、お酒を頼まず
には居られない感じに脳内思考が乱れてしまいました(笑)。
まあ、この小鉢は季節や日によって変わると言うことですが、全て自家栽培の無農薬と
いうことなので安心して食べられますね。
さて、南原産の板そばが運ばれて来ました!うん、思った通り太い蕎麦ですね、どんな
感じというと、山形で例えれば日月庵の田舎蕎麦か東根の伊勢そばの麺を少し均一に
した感じ、そして村山のあらきそばの麺を少し長めにした感じ?いやいや、やはり南原
産独特のそば粉を使った麺です、これは食べて見ないとわかりません。
そば粉は南原地区の蕎麦畑で自家栽培した「でわかおり」を使用しているとの事で
二・八で打っているそうです、つゆはダシがきいていて少し濃い目ですが、この南原
産の蕎麦には、しっかりしたこのつゆが合う感じがします、米沢に住んでいれば毎日
でも食べてみたい南原そばです、因みに、南原は「みなみはら」と言います。
さて、その濃い目のつゆをつけて良く噛んで食べていると蕎麦本来の甘味が出て来
ます、固めの蕎麦と濃い目のダシのきいたつゆと食べると、まさに蕎麦好きには至極
の味わいです。